パジコの粘土はこんなところにも。

先日、30日まで開催している「日本橋三越本店」にて、期間限定の帽子ショップ「STUDIO HIRANO」へ行ってきました。
帽子デザイナーの平野徳太郎さんから弊社にご案内のお葉書をいただき、ショップでは平野徳太郎さんと、紀子さんにお話をお伺いしました!

◆STUDIO HIRANO KYOTO JAPON◆
STUDIO HIRANO KYOTO JAPONは、2000年から現在までフランスのインターナショナル帽子コンクールに於いて、毎年上位の賞を獲得し、ヨーロッパで高い評価を受けている。
2018年度はフランス、リヨン帽子美術館インターナショナル帽子コンクールに於いて、卒業生竹谷直子が1位、フランス コサッド インターナショナル帽子コンクールに於いて、卒業生加藤節子がThe HAT magazine賞と2つの賞を獲得。
今回の三越日本橋店では、平野徳太郎、平野紀子、アベック タロから卒業生の竹谷直子とSTUDIO HIRANO KYOTO JAPON5年目の藤原咲子が出展。
〜ご案内ハガキより経歴をご紹介〜

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帽子はどれも素敵な形で、うさぎの毛をつかった柔らかい手触りのものや、ぼこっと浮き出たようなユニークの形のものなどたくさんありました。
...さて、ここにパジコの製品が使われているとのことですが、一体どこにでしょうか。...どこだと思いますか?

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答えは、芯材です。

帽子の芯材にハーティやアーチスタソフトを使っていただいております。
本来の芯材は木型なのですが、木型の変わりに、ねんどを芯材にすることによって、帽子のぼこっとした曲線や繊細な形が表現できるそうです。
それを聞いてからは「ねんど作品だけでなく、こんなところにもパジコの製品が!」と驚きました。

また、平野さん...STUDIO HIRANO KYOTO JAPONは2000年から数々の賞を受賞している大変素晴らしい経歴をお持ちです。
公式サイトはこちら→http://www.studiohirano.com/award.html
平野徳太郎さんについてはこちら→http://www.studiohirano.com/press/index.html

今回、ショップにも色違いで販売していたこちらの帽子ですが、
元は今年のフランスの国際コンクールで最優秀賞を受賞した作品と同じ作り方をしている作品でした。

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最優秀作品は、カラーがブルーで、葛飾北斎の浮世絵の波を見事に表現されております。
そして、この最優秀作品にも「パジコのねんど」が使われているのです!!!
平野さんに「この受賞以外にも、過去の受賞作品に、御社の粘土がとても役立っています。」とコメントをいただきました。
ありがとうございます♪

芯材にねんどを使っているという情報は今まであまり公開していなかったそうですが、特別に許可をいただきました!
また、そのことについてを来年のイギリスのThe HAT magazineにて記事が掲載されるそうです。
とても楽しみですね。

素敵な作品を作る時に、パジコのねんどがこんなところにも使われていると知って、とても感動しました!

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平野徳太郎さんと平野紀子さん。
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弊社社長と平野徳太郎さん。

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